種族 |
獣人 |
|
性別 |
男 |
年齢 |
12歳(外見) |
所属世界 |
戯書(異世界投影体) |
PL名 |
かみしば |
詳細
異世界から投影された存在。
元の世界では成人していたが投影時の《バグ》により少年の姿で現れた。それに引きずられて性格も少年らしくなっている。以前にも戯書世界にいた事があり、その時の記憶は持っている。
自分が本物のウィルフレドではない事には気が付いているがそれはそれと割り切って飄々と生きている。
趣味は酒……だったのだがこの姿では大っぴらに飲めない事を残念に思っている。
口癖は「~だって父さんが言ってた」
コピー体に過ぎないこのウィルフレドには父親などいないのだがそんな自分へ皮肉を込めているらしい。
右目はいわゆる魔眼。
力を解放すればごく短い時間だけ元の大人の姿に戻れる。
が、今ひとつ使いこなせていない様子。
オリジナル
このウィルフレドの大元になった存在。同じ時間を何度もループする世界において過酷な運命を背負っていた。
その無意識下の平穏に生きたいという強い願望が魔眼を通して別世界に投影され、
結果としてもう1人のこのウィルフレドが存在する事となった。
オリジナル本人は何度目かの世界のループを経て運命を打ち破り、想い人と結ばれた。
戦闘スタイル
以前は武器を用いない格闘スタイルだったが3期では《フレキ》と《ゲリ》という一対の剣を使用して戦う。
実体剣フレキ&ゲリ
機械仕掛けの剣。そのまま武器として使う事も出来るが本来は魔眼の安定器としての役目を持つ。
それぞれに《核》となる特殊な石が埋め込まれておりその《調和》が魔眼を安定させる。
ウィルフレドを後見する上位存在から与えられたもの。
実体の刀身で斬りつけるスラッシュモード、ゲイザーソードを使うためのゲイザーソードモード、
そして魔眼の力を増幅・全面解放するためのフルゲイザーモードと用途に応じて可変する。
魔眼
金色の右目。
オリジナルのウィルフレドの魔眼は因果を歪曲したり意識を過去の自分に移すなどの能力を持っていた。
また、暴走すれば視界内の世界を“殺す”危険もはらんでいた。
しかし投影体であるこのウィルフレドにそこまでの力は無く、表面的な能力の再現に留まる。
ゲイザーソード
魔眼の力が具現化した光の刃。
フレキとゲリを触媒にして発動する。
命を削る事を厭わなければ触媒なしで使う事も一応できる。
フレキとゲリをフルゲイザーモードにする事で戦場全体を薙ぎ払うような攻撃も可能。
燦然たる眼光(レディアントゲイザー)
魔眼の力を全面解放した状態。全身が金色の光に包まれる。
戦闘能力が飛躍的に上がるが短時間しか維持できない。
存在の安定化
コピー体であるウィルフレドは存在が非常に不安定で、本人も気付かない内に消滅・再生を繰り返していた。
しかし3期目の戯書世界に再投影された時の《バグ》により肉体こそ少年のものになってしまったがその存在はかなり安定している。
マイ
ウィルフレドの後見人の女性。《上位世界》の存在。
ウィルフレドを《バックアップ》しており、万が一ウィルフレドが死亡・消滅する事態になった場合は彼女の手により即座に再生される。
【三期世界に再投影されてから】
黄金の門の果てで
再投影時の《バグ》の影響か、自分の正体を知ってしまう。
小さな絶望感を抱えて空虚な日々を過ごしていたがある日マイの提案でオリジナルが生きている世界を訪れ、そこでオリジナルを探す事になる。その世界では《ニア》と言う偽名を名乗っていた。
旅の末にオリジナルと接触し、やり場のない想いをぶつける。
最初は戸惑っていたオリジナルだがやがてウィルフレドの話を受け止め、彼を諭す。
「君は僕の偽者なんかじゃない。紛れもなくそこにいる本当の君だ」と。
オリジナルに“承認”された事でウィルフレドに欠けていた何かが補完され、自立した存在となる事が出来た。
やがてその世界に別れを告げて戯書世界に戻ってきた彼はオリジナルとは違う、自分だけの人生を始めるために歩き出すのだった。
その他
異世界観測システム
その名の通り、基点となる世界から異なる世界を観測するシステム。自我を持っている。
多世界飽和により不安定になった宇宙を安定させるためのシステム群。
基本的により下位の世界を観測するため、システムにその気があれば対象世界に様々な影響を及ぼす事が可能。
しかしあくまで可能なだけであって、権限までは与えられていない。
権限を破ったシステムはほぼ例外なく破棄されてきている。
オリジナルのウィルフレドがいる世界はFABLE(フェイブル)というシステムが観測していた。
FABLEはウィルフレド個人とその周囲に特に関心を示し、結果行き過ぎた干渉を行ったため破棄が検討されている。
戯書世界のウィルフレドはMYTHOLOGY(ミソロジー)というシステムが興味を持ち、観測を始めたようだ。
FABLEは気まぐれな少年のような人格、MYTHOLOGYは女性的な人格をそれぞれ与えられている。